皆さんは「懸魚」というものをご存知でしょうか?
・・・・たぶん多くの方が知らないと思います。
そもそも何て読むんだ?と思う方も多いでしょう。
今、懸魚というものに魅力を感じている僕も最初は読めませんでした(笑)
そう、懸魚は「げぎょ」と読みます。
その他にも「かけぎょ」などと読むこともあります。
ですが現在では「げぎょ」と一般的に読まれているようです。
懸魚とは
懸魚(竹中大工道具館所蔵)
寺社建築の切妻部分(屋根の三角形の部分)に取り付けられている装飾です。
(住宅に取り付けられている場合もあります)
では、何のためにあるのか、そもそもこれが装飾なのか、
そこには諸説ありますが、
基本的には火除けのまじないとしての装飾とされてきました。
つまり、木造建築である寺社建築は火に弱かったために
人々が火から建物を守れるようにという想いを込めたものが具現化したものと考えています。
その他にも、
もしかしたら構造部材だったのではないか、何かの指標であったのではないか、
などと興味深い話が多数あるので、自身の考察と交えながら綴っていきたいと思います。
とりあえず懸魚に関しては、今日はこのあたりで。
ここからは個人的な話になってしまいますが
僕がブログを始めたきっかけについてです。
先日大学院の入学試験がありました。
その際、面接において、先生に「君は、懸魚に関するブログなどやっていたりするのかね?」
と聞かれました。(僕は大学にて懸魚を研究しています)
僕は、「かねてよりやりたいとは思っていますが、まだ始めていない」
と答えればよかったのですが
「はい!やっています!」
と元気よく答えてしまいました。
何かと面接の際には、1(事実)を10(妄想?)に膨らませて話すと良いなどと聞くアレです。
無駄なアレを思い切りかましてしまいました(笑)
なので、いい機会かと思い、本日より始めることにします。
目標としては、
ネット検索で「懸魚」と調べた際に上位に表示されるようにすることです。
何卒至らない点はあるとは思うので、
ご指摘・ご質問の方ありましたら是非お願いします。
それでは(・∀・)
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